MORNING MEメンバーVol.1

2018.11.25 更新

MorningMe所属のウェディングプランナーとして、様々な結婚式場に赴き、新規営業を行う山﨑舞子は、成約率68%をキープする、新規専門ウェディングプランナーだ。

「1番はお客様に信頼される事。信頼してくれれば、お客様は何を言っても聞いてくれるんです」

現在山﨑は、MorningMeから依頼を受け、週末や繁忙日に結婚式の会場見学に来るお客様の案内を行っている。

昨今では、「お金がもったいない」「無駄」「面倒くさい」などの理由で、結婚式を行わない人が増えた。そんな中、結婚式や披露宴のスタイルも細分化され、新郎新婦にとって選択肢が増える一方、式場側にとっては、その選択から漏れてしまうというリスクがある。現在都内だけで、約1000件の結婚式場やホテルがあり、どの会場も集客数の向上を始め、各対策に力を注いでいる。そしてその状況下でお客様を獲得しなければ生き残ることができない。

一般的に新郎新婦は、検討会場を1~3件程度見学をし、結婚式場を決定する。その為、1回5時間程度のご案内で、その場でご予約をいただくことはなかなか難しい。各式場専属のプランナーの平均成約率は、良くて30~40%程度なのだが、山﨑はその数字を大きく上回る68%の成約率という実績を誇る。この高い成約率を維持する事が出来るのは、山﨑が持つ技のなすところなのだ。

山﨑がブライダル業界に入ったのは26歳の時。働くのは好きだが、勉強は大嫌いだったという山﨑は、短大を卒業後フリーターに。そこで、様々な仕事を経験したという。その中の一つに結婚式場の配膳の仕事があった。この仕事で、今まで感じたことのない達成感と感動を経験したと言う。「100人いたら100通りのストーリーがあって、同じ内容は一つもないんです。楽しさと感動の種類が違うんですよね。」ブライダル業界で働く事を決意した山﨑は、ブライダルの専門学校に入学。その時24歳だった。

26歳でブライダル企業に入社した山﨑は、新規営業担当のウェディングプランナーとして仕事をスタートさせる。新規営業のウェディングプランナーに抵抗を感じる人が多い中、山﨑は一切そんな考えはなかったと言う。「自分がきっかけで、そこで結婚式をして、一生の思い出になるのってすごいなって思う。色んな人と出会えるし、職種も様々で、普通に生活をしていたら出会えないなと思う人たちに会えるから、そこが楽しいですよね」3年間実績を積んだ山﨑は30歳を目前にして、別のブライダル企業へ転職。ここでも新規営業のウェディングプランナーとして活躍する。年間で少なくとも350件の新規営業。多い時は月に40件以上は出たという。「1年に350件の新規に出てて、10年やってたら、相当な人に会ってますよね。普通に生活してたら、そんなに人に会えないですもん。そう考えると楽しい」山﨑が成約した件数は1300件を超える。成績は常に上位で、成約率も断トツでトップだった。また、転職後は、新規営業だけではなく、集客や教育など様々な仕事に取組み、経験と実績を重ねた。

8年後、再び転職を決意した山﨑が出会ったのが株式会社Morning Meだった。

Morning Meで行っている、フリーランスのウェディングプランナーの仕事。一か所ではなく、様々な会場で新規営業に出るというスタイルに魅力を感じて、想像したらワクワクしたと山﨑は語る。「フリーで仕事をすることに不安はありました。でもそれ以上に魅力なのは、視野が広がるし、出会える人も広がりました。色んな人がいて、色んな会場があって、会社によって考え方も違って、それがすごく面白いなって思います。」今は、フリーランスとして活動する事に一切後悔はないと言う。

又、山﨑は、Morning Meの『風通しの良さ』もとても気に入っていると言う。「現場に任せてくれる。意見を言ったら反映してくれるし、耳を傾けてくれるから。」長く組織で勤めていた人間にとって、上層部の決めた事に従うのは当然の事であり、場合によっては意見を言う事さえもはばかられる会社もあるだろう。しかしMorning Meでは遠慮なく意見を言えると言う。

「なんでも真剣に取り組んで結果を出してきていれば、その経験ってちゃんとお金になって返ってくるんだなって思いました」

アウトソーシングの活用が活発になり始めている今、山﨑の経験は貴重だ。今まで社内で当然のようにやっていた事が、場所が変われば思ってもみない程の価値のある仕事に繋がる。事実、山﨑は新規営業のカウンセリングのスキルを活かし、キャリアカウンセラーとして学生の面談も行っており、高い評価を得ている。

また、現在では、山﨑自身が新規営業を行うと同時に、スタッフへのアドバイザー、講師としての仕事も行っている。

今後も山﨑は全ての会場で高い成約率を安定させ続けたいと話す。そして、Morning Meで、それが可能な人材を育成することにも注力したいと考えている。

「色んな会場に入ると、各会場の目標件数は絶対ある。私は、その会場の社員じゃないけど、抱えてたものの重さを理解出来るから、1件1件の重みを感じながら新規に出てる。だから真剣勝負ですよね。」

長い期間プレッシャーと戦い、自分も手が震えて眠れなくなった経験があると言う山﨑は、その苦しさが理解出来るという。「下にいる時は、ふられた新規に出るだけでした。でも全体を見る立場になると、そんな簡単なものじゃないんですよね。」競争が激化する中、自身もチーフの立場として勤務していた頃の苦しさは忘れられない。山﨑は、各式場のチームリーダーや、マネージャーと、自身を重ねて新規営業へと向かっている。

「マネージャーに捧げます!って、新規1件獲ってきてますよ」と笑顔で語っていた。